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超初心者がバイクTT-R110に乗ってみたら、あまりの楽しさに免許を取ることにしました

この記事は約6分8秒で読めます

ヤマハ発動機さんにお誘いいただき、「初めてでも安心! 超初心者向けバイク講習会」に参加してきました。会場は、静岡県にあるバイク用品を扱う株式会社デイトナさんのテストコース。はじめてバイクを運転したら、とっても楽しくて、一週間後には教習所の申込を済ませていました。

わたしのスペックとしては、高校卒業後、つまり17年ほど前にAT限定の普通自動車免許を取得。二輪車的なものには縁がなく、教習時に一度だけ原付に乗ったきり。ちなみに、車は10年以上、自転車は20年以上乗っていません。

この講習会には10名のブロガーが参加したのですが、わたしを含めた2名がAT限定普通自動車免許、ほかの方はマニュアル車に乗ることができる……つまり、われわれだけギアチェンジのときに必要になる「クラッチ」の概念を知らないということで、特別にATの二輪車TT-R110を用意していただきました。

2016 Yamaha TT-R110E Off-Road Motorcycle – Model Home

その他の内訳は、男性陣2名はトリッカー(125kg)、女性陣6名がYBR125(112kg 使用車は国内未発売モデル。リンク先は参考用)という車種で、どちらも軽量で初心者に扱いやすいそう。とはいえ、われわれのTT-R110は68kgということで、主な市場である海外では、こどもも乗っているモデルです。

手前からトリッカー、YBR125、TT-R110

手前からトリッカー、YBR125、TT-R110

小型で取り回しの楽なTT-R110は、初心者にうってつけ!

国内ではレースで用いられているTT-R110には、ミラーも方向指示器もついていません。講習終了時には、このまま静岡から東京まで乗って帰りたいくらい、初心者にとって楽しく、乗りやすいバイクでした。

小さい……!

小さい……!

68kg、ガソリンを満タンに入れても72kgということで、エンジンをかけずに押して歩いたり、転回したり、スタンドをかけたりといった取り回しが、とにかく楽。また、一般的なバイクと異なり、クラッチがなく左足だけでギアチェンジができる点が気軽でした。その分、シフトダウンするときに、ガタつくのですが……そこは仕方がない。

実技では、こんなことに挑戦

モーターサイクルジャーナリスト、「ライディングアカデミー東京」校長のケニー佐川先生主導で行われた実技講習では、主に6つの項目を教えて頂きました。

講師の先生方。一番左が、わたしたちを担当してくださった峰岸先生。一番右が、メイン講師のケニー佐川先生

講師の先生方。一番左が、わたしたちを担当してくださった峰岸先生。一番右が、メイン講師のケニー佐川先生

1.ライディングフォーム

まずは、スタンドをつけたままバイクにまたがって、フォームを教えていただきます。基本フォームは、背筋をまっすぐにした状態から10cmほど腰を落とし、肩や腕の力をぬき、膝で車体を挟む姿勢。加速フォームは、スロットルを開けて加速するとき、身体が後ろに倒れてしまわないよう前傾の姿勢。減速は反対に上体を起こした姿勢。ブレーキは後輪のものが右足、前輪のものが右手側についており、これをバランスよく、一般には前後7:3の割合で使うそうです。

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そして、コーナリングフォームは、ハンドルを切るのではなく、曲がる方向に顔ごと向けて(「目線を向ける」という言い方をするそうです)身体も傾ける動作。バイクは車体を傾けることで曲がるマシンなので、車とはかなり異なります。まず曲がる方向に顔を向けて、同じ方向に重心を移動する。すると、車体が傾き自動的にハンドルの向きが曲がる方向に切られる。これをセルフステアというそうです。言葉で説明を受けても、ピンとこなかったのですが、最後にコースを周回するときに、意味がわかりました。車体を傾けると、自然に、キレイに曲がる。バイクでのコーナリングはとっても気持ちがよかったです!

さて、これらのフォームを、身体が慣れるまで「加速、減速、加速、減速」「右、左、右、左」の掛け声に合わせて、みんなで繰り返しました。実際に走り始めると、いろいろなことに注意を向けなければいけないので、こうしてまず先に身体に覚えさせることが重要でした。

楽しくなってきた!

楽しくなってきた!

2.取り回し

次が、取り回し。ちょっと独特の術語だと感じだのですが、エンジンをかけない状態で、押し歩いたり、バイクの向きを変えたりすることでした。

先生による、腰を車体にくっつけて、転回するお手本

先生による、腰を車体にくっつけて、転回するお手本

コツは、車体のシート横に腰を当てて支えること。そのまま、前進後進、右回転左回転をします。TT-R110はとても軽く車体も低いので、腕の力だけでもなんとかなりますが、普通二輪、大型二輪になると腰を使わないと取り回しが難しいようです。

TT-R110は小さいので、らくらく!

TT-R110は小さいので、らくらく!

加えて、スタンドをかける動作の練習もありました。TT-R110はサイドスタンドでしたが、YBR125はセンタースタンド。スタンドをかけるときは、車体の半分が浮くくらいまでスタンドを足で踏み降ろす必要があり、女性ブロガーのみなさんは、最初は少しだけ苦戦しているようでした。

3.始動

そうしてようやくエンジンをかけることに。バイクにはすでに鍵が刺さった状態だったので、サイドスタンドを外し、車体にまたがって、右ハンドルにあるボタンをオンに。すると、エンジンが始動。このとき、ギアがニュートラルになっているので、左足でシフトペダルを蹴りあげて、1速に入れます。他のバイクのギアは1速→ニュートラル→2速→3速…といった順番なのに対して、TT-R110のシフト順の特徴は、ニュートラル→1速→2速……という順番

シフトアップしてギアが1速に入ったら、右手のスロットルを手前に回して開けば、バイクが走り出します。

びっくりしたのが、この、スロットルの開け閉めの難しさ。スムーズに走りだすには、イメージとして1、2mm動かすくらいの繊細な作業が必要なのです。これはどのバイクでも同じだそうで、プロのレーサーも、あんなにダイナミックに身体を動かしていても、手元の作業には緻密さが要求されるそうです。まったく知りませんでした……。

4.発進と停止

講習会ではブロガー10名に対し、講師5名の方がついていて、TT-R110に乗るわれわれ2人を担当してくださったのが峰岸先生。他のブロガーさんたちは、クラッチの操作で苦戦していた分、わたしたちの峰岸先生が繰り返し指導してくださったのが、スロットルの操作。「スロットルを1.5mmだけあけたまま走る」「スロットルを1.5mmと3mmで交互に開ける」という練習を何度も繰り返しました。特に、後者は傍目でみると車体がガクガク揺れるので、佐川先生が心配して飛んできてくださったのですが、じつはこの練習、とっても大事でした。

めっちゃほめてくださる峰岸先生……!

めっちゃほめてくださる峰岸先生……!

というのも、バイクで怖いのが加速・減速時に身体がガクンと揺れること。ここでパニックになってしまうのはとても危険です。その点、このガクガクした動きに慣れておくと、落ち着いてバイクを操作することができる。また、ガクガクしていても、きちんとニーグリップを効かせて、姿勢を気をつければ怖くないこともわかりました。

ちなみに、TT-R110はレース用というだけあって、スロットルを少し多く開けただけで、身体が後ろにひっぱられるくらい、パワーのあるマシンでした。マシンに慣れるという意味でも、この練習がとっても役に立ちました。

5.ブレーキング

減速は、開けていたスロットルを戻して、ブレーキをかける。まずは、右足の後ブレーキだけで止まり、次に右手の前ブレーキだけで止まってみます。前ブレーキがかなり強いことが体感できました。その上で、前後ブレーキ両方を使って止まる練習をします。

次は、もう少しテクニカル。停止線でぴったり止まる練習です。これもTT-R110は小型のせいか、スロットルを戻すとかなり減速するので、停止線直前までブレーキ操作をしなくてもいいという点で、他のバイクとは異なるようでした。

ちょっと手前だけど、ぴたと止まります。

ちょっと手前だけど、ぴたと止まります。

6.ギアチェンジ

そして、この日の最難関、ギアチェンジ。TT-R110組はクラッチがない分ギアチェンジは左足のシフトレバーだけ、しかも「ニュートラル→1速→2速……」というわかりやすい順番なのですが、いかんせん、シフトペダルが硬い! 左足で蹴り上げようとすると、ともすれば左側に身体が傾いてしまうという……。足先のどこにシフトペダルを当てるのか、何度も試してみて、コツを掴むまでがちょっと大変でした。

「シフトペダルが重いー!」

「シフトペダルが重いー!」

そうして、各班ごとに、講師の後についてテストコースを3周してみました。トラブルなく、全員がギアチェンジをしながらコースを周回することができました! 目の前の景色の中に吸い込まれていくような感覚や、思い通りに運転できる楽しさで、自然と笑顔に。バイクに乗るのが本当に気持よくて、楽しくて、ずっと乗っていたいくらいでした。

カルガモの親子のように、峰岸先生の後に並ぶわたしたち。

カルガモの親子のように、峰岸先生の後に並ぶわたしたち。

実のところ。バイクに対するあこがれはあったし、WGP(以前のMotoGP)も大好きでしたが、バイクは公道で事故をおこしたとき車以上に大怪我をしそうなイメージがあり、正直に言うと「どうしてこんな危なそうなものに乗るのかしら……」と思うこともあったのですが、いまならわかります。みんな、楽しいからバイクに乗るんですね。

集合写真はこんなに笑顔!

集合写真はこんなに笑顔!

怖いのは、パニックになることや、余裕が出てきて油断してしまうこと。きちんと周囲を見て安全を心がければ、バイクの運転を必要以上に怖がる必要はなさそうです。

そう思えたのは、講師の方々の丁寧なご指導と、自分の身体に見合ったサイズのバイクに乗せてもらえたからだと思います。最初から最後まで、とにかく楽しいだけで、まったく大変なことはありませんでした。(シフトペダルにちょっと苦戦したけど!)

あまりの楽しさに、バイクにもっと乗りたくなってしまいました。帰り際、ブロガーのみなさんが口々にもっと乗りたい、免許を取りたいと話していたのが印象的でした。わたしも、1週間もたたないうちに、バイク免許を取得するため教習所に申込をしました。教習所については記事を改めて、ワンダードライビング/乗り物とホビーのブログメディアにてレポートする予定です。

ワンダードライビング/乗り物とホビーのブログメディア

それにしても。バイクのある生活、バイクを趣味にする人生……絶対、楽しいに決まってます。いまから楽しみです!

最後に、講師の先生方、ヤマハ発動機の広報、スタッフのみなさん、安全で楽しい講習会を開催してくださって、ありがとうございました!

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