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NovelJam 2021 Online 参戦記3(修正あり)

約4分
NovelJam 2021 Online 参戦記3(修正あり)

【2021-8-19 20:10 修正】総括でNovelJamの参加を最後にすると宣言しましたが、撤回します。追記を加えました。

NovelJam 2021 Onlineに参加しました。三日目の様子です。

3:00

22時半に布団に入り、午前3時くらいに目を覚ましたので、大改造したプロットを元に、がしがしと書いていきます。6時前に初稿が終わり、BCCKS用のタグを入れていきます。縦書表示ができるソフトに流し込んでみたら、大文字にしたつもりのアルファベットがことごとく小文字! Googleドキュメント上で検索して一文字一文字直しました。

執筆環境、見直します。

9:00 点呼

7時半くらいには、坂東先生と花井さんがDiscordに登場。花井さんがデザインを仕上げてくださっていたので、入稿準備はできている状態です。

そして、坂東先生と澤さんは、そこまで大きく修正する必要はなさそうなので、9時くらいまで休憩して、その後校正し合いますか、と書き込んだのですが……結局わたしの原稿を坂東先生に校正していただき、何もしないわたし……。

完成稿を見せてくれない澤さんは、「編集無縁」を貫き通したのでした。

12:00 原稿締め切り?

そんなこんなで、坂東先生が11時13分に入稿一番乗りでした。「じゃあわたしも!」と入稿。チーム編集無縁は全員、締め切りまでに提出できました。

一体、何が起こったのでしょう。突如、時空のゆがみが発生したのです! NovelJamに参加しているメンバーは各々のいる場所で、11時59分から終わらない11時台に突入してしまったのです。どうやらこれはNovelJam恒例の現象とのことでした。

結果的に11時100分に、元の時空へと引き戻されました。気がつくと全員が原稿の提出を済ませ、5チーム14作品が揃っていました。全員無事に、過酷なNovelJamを完走することができたのでした。

16:00 プレゼンタイム

さて。プレゼンです。書いている間にも、自分のレベルがわかっていたので、販促のためのプレゼンはできませんでした。代わりに、見どころが花井さんの表紙であることと、いろいろと調べるのが大変だったという、参加した感想をお話しました。

今回は著者自身がプレゼンを行っていたので、明確にわかったことがあります。

プレゼンが上手いひとは、小説も上手い。なぜなら、自分の作品の何がポイントで、どこを売りにしているか、予めきちんと決めて書いている。だからプレゼンが、きっちりまとまったものになります。もちろん、プレゼンが下手でも小説が上手いひともたくさんいます。

とにかく、「プレゼンが上手い人は、おそらく小説も上手い、あるいは上手くなる」と思っていいのではないかという感想を持ちました。

商品としての小説を書くために、プレゼン能力が必要である(仮説)。NovelJam 2021 Onlineの最後に、大きな収穫がありました。

総括

NovelJamは参加した各々に、さまざまな学びや経験を与えてくれる、素晴らしいイベントだと思っています。心から、今後も長く続くことを願っています。

しかし、個人的に、電子書籍を販売することに関して思うことがあります。無料で、読み切ることができないほどの小説が、インターネット上にはゴマンと堆積しており、日々その文字数を増やしています。

電子書籍として小説を販売するのであれば、その値段に見合う価値を提供しなければならないと考えています。

短い期間で書かれた名作は、たくさんあるでしょう。わたしの場合は、おそらく何度挑戦しても、短期間で価値のある小説を提供できる自信がありません。なので、NovelJamで著者として参加するのは、今回を最後にします。2回の参加経験と知り合った方々とのご縁は、本当に得難いものでした。運営のみなさま、参加者のみなさま、本当にありがとうございました。

今後は、NovelJamを応援することで、関わることができたら嬉しいです。

【追記】打ち消し線の部分に関し、「自信がないから参加しない」というのは、今後も何かを物語ろうとする人間として、あまりよくない姿勢だと思ったので、撤回します。また機会があれば、参加したいと思います。

About The Author

おおくままなみ
かわいいひと、かわいいものが好きです。持ち物はやインテリアはシンプルがいい。肉食、チョコ食。コーヒーが飲めないコドモ舌の持ち主。
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